ワインと読書vol.14_きれいなワインで優雅に酔いたい「下着の捨てどき」
まぁまぁパンチのあるタイトルに惹かれました。
「下着の捨てどき」平松洋子さん
さて、これでナニ飲みましょうか!
女性と加齢。きれいなワインで明るく酔いたい♪
テーマは「女性と加齢」
「こんなはずじゃなかったというちぐはぐな感情に揺さぶられるお年頃。それが中年」
Yes、それ私。中年です!!
おもしろ可笑しい。深く共感、そして眼から鱗の発見アリ
そんなドラマティックな自問自答の時間を期待して、、
とびきりフルーティーなこちらをセレクト。
陽光ぱぁ〜っ✨
(昼に読む! 夜読むと落ち込むから!!笑)
はァ〜、きれい♡
美しいエメラルド色。どこまでもきれいなアロマ
中年の現実を直視するんだから
このくらい強い光でトバさないと心がもたない
自尊心が保てない!
(闇の向こう側に)”落ちない” ためのミスマッチなセレクトです
女も40ウン年やってると、自己防衛も鍛われるのYo^^
ヴィーニャ・エスメラルダが造られているのは、トーレスの本拠地であるカタルーニャ州の内陸部のペネデス・スペリオルという冷涼な地域。畑のまわりには、バラが一面に咲き誇っており、海から吹き込む風と相まって、見事な香りを演出しています。
品種はモスカテルとゲヴェルツトラミネールを使用しており、どちらの品種も上品で豊かなアロマと繊細な果実味、そしてフレッシュな酸味が特徴。ブドウを収穫後、ステンレスタンクで発酵を行い、澱と共に短期間熟成。ブドウ本来の繊細さ、香りの高さ、果実味を存分に引き出したワインに仕上げています。
ENOTECA
お味は
グラスに注ぐとすぐに広がるバラやライチ、トロピカルフルーツとオレンジの花の上品で豊かなアロマ。口当たりはエレガントでスムースで、フレッシュかつフルーティーな中辛口タイプ。ほのかな甘さを伴った果実味が広がり、新鮮な酸がキリッとしたアクセントを与えます。冷やして飲むと柑橘系やマスカットの爽やかな風味が愉しめ、少し温度が上がると華やかなアロマに変化します。余韻にはライムやグレープフルーツなどのシトラスのニュアンスがゆったりと続き、最後までフルーティーな風味を感じられるリラックスした味わいが魅力です。お料理と合わせるなら、ハーブをふんだんに使った生春巻きなどのエスニック料理、魚介のカルパッチョなどと相性抜群です。
ENOTECA
地中海を臨むテラス席で優雅に日焼けを楽しむマダムのような大らかな気持ちで
加齢のあれこれを笑い飛ばそうじゃありませんか。
大人のいろいろ、年季の入った中年のしがらみ。
ああ!
心躍らせて試着したマリメッコのワンピースに
「お呼びじゃありません」と言われてしょげるわたし
「えいや!」と着れる服の幅が狭くなってきたわたし
わかる😭
タイトルにもなっている「下着の捨てどき」の
「捨てどきが難しいのは、自分を問われているからである」という一説。
なるほど
「なにが必要で、なにが必要でないか。いちいち進退を突きつけられることに怖気付く。
だから、できるだけ捨て時を先延ばしにしたくなる」
ザッツライそのとーり。ささくれに醤油が沁みる、、
乾いた洗濯物を畳みながら、毎度のように繰り返される
「もうちょっといけるかな」「この肌触り」
「馴染んできたし」エトセトラ、エトセトラ
そこを、えいっといける女になりたい
「下着の捨てどきは、女の試金石である」
ひィ!
中年を超えてなお決断から逃げ続ける自分が
この、主婦という曖昧なポジションに甘んじていることに重なって
軽いタッチの読後感に、思いのほか
モヤッといい問題提起をいただいたのでした。
、、、大丈夫!
いま、私は地中海を眺めているの
この一杯が終わるまでは!!!
kyoco