ワインと読書vol.13_乗れるか!? 辻仁成「冷静と情熱のあいだ」など。
また、ずいぶん空いてしまいました。
ご無沙汰しております。Kyocoです。
コロナ禍2年めの夏が終わりましたね、、
今年は、去年に増してワインの気分になかなかなれず
それでもひたすらステイホームで
読書ばっかりはかどりました。
コロナに関する記事がよく流れてきた
辻仁成さんのブログより→☆
ただ、ただ「ポトフ」につらつらと述べた記述が
どうしてこんなに心を打つのか
こんなにポトフが食べたくなってしまうのか
辻さんという人に興味をもって
「そういえば読んだことなかったな」と小説を連打
まずは有名な『冷静と情熱のあいだ』
そしてレビューの良かった『サヨナライツカ』
江國香織さんとのコラボ『右岸』
辻さんの美学というか、独特の儚さというか
立て続けに読むことで存分に堪能することができました
辻さんのお住まいのフランスへ心を飛ばして
ふっくら優しいリースリング♡
ARTHUR METZ RIESLING
シトラスやレモンのフルーティーなアロマで
フレッシュで繊細な味わいの白ワイン。
お魚、鶏肉料理とよく合います。
、、だそうです。
恋愛小説って、ワタシの中で2タイプあって
どっぷり酔いながら集中できる赤と
芳醇でアロマティックな白
辻さんは後者でした〜
(めちゃ勝手な独断と偏見v)
恋愛モノなんだけど、風景や会話の匂い
至極リアルな描写なのになぜか静かでドライなタッチが
やはり辻さんの美学なのかなぁ、って。
作品を通しながら辻さんという人を想像して楽しみました。
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何となく敬遠していた、というか
読んだことのなかった作家さんのものを読むと
自分のなかに
新しい光が当てられたような満足感がありますね。
今夏は他にもたくさん本を読んだので
ぼちぼち上げていきたいと思います。
Kyoco