<ワイン初心者>の履歴書。
最近、ようやく
ワインリストを眺めるのが楽しくなってきました。
銘柄とか産地とか
(まだまだざっくり大きく、イタリアとかチリとかですが^^;)
すこしずつイメージが湧くようになってきて
「どんな味かな?」って
想像するのが楽しいといいますか。
これまでは、まったくの当てずっぽうか
もしくはまったくのお任せでしたからね
(「飲みやすいので♡」の一点張りともいう笑)
そんな私のつたないワイン遍歴を
今の段階で残しておこうかと。
非常にパーソナルかつ凡庸な内容なので
「あ〜、いるいる」程度にご笑読くださいませね😋
20代前半
「ワインって酸っぱくて渋くて苦手」期
→ 大学時代は、ビールの麦の香りも嫌い。焼酎の匂いも嫌い。
当然のごとく学生が行くような居酒屋に出てくるワインも大嫌い。
でもお酒自体は弱くないし酔っ払うのは嫌いじゃなくて
「鍛高譚とディタなら飲める」と
ディタグレープ(フルーツ)だけ朝まで飲み続ける。
(そして胃を荒らすw)
「ワインって悪酔いするよね」期
→ 仕事を始めておつきあいの数も多くなり
わりといいお店に連れて行ってもらっても
ワインに酔っ払った人のワイン臭さに拒否感
ワインっていうより、当時のワイングラスを回すような
人種が好きになれなかった。
(ビール飲む陽気な奴の方がかっこいいと思っていた。笑)
「ボジョレ・ヌーボー」って言いたくて安居酒屋でボジョレーの小ボトルを飲んでは
たいして美味しくもないと思っていたのもこの頃。笑
〜Ten years later〜
(仕事に邁進して気づけば10年)
「ワイン、、興味はあるけれど…」期
→ そろそろイイ歳になってきて、食事も飲み物も
「美味しいものを、少しだけ」フェーズに差し掛かる。
お呼ばれする結婚式やディナーのお店も年齢とともに格上げされ
たまにとびきり美味しいワインにも出会ったりなんかして
(今思えば食事と呼吸が合ってたんだと思う)
「ワイン、いいなぁ」と思って買って飲んではみるも
銘柄もナニも手がかりなく単発でパケ買いするので「ふ〜ん」て感じ。
「銘柄、気にしてみようかな」期
→ 恥ずかしながら、このブログを立ち上げた頃です。
脈略なく思いつきで買っていたワインも
よく見たら「シャルドネ」とか「メルロー」とか
あれこれ書いてあることに(ようやく)気づいて
がぜん興味が出てくる。
「ピノ・ノワールが好き。…と思っていた」期
→ たまたま美味しいピノ・ノワールに立て続けに出会って
(それもまた格安コスパ系で本家ピノじゃないのだけれども)
「わたし、ピノ・ノワールってやつが好きなんだわきっと!」と思っていた時期。
華やかで軽やかで、渋みが少ないって印象だったんだけれども
たまに外して気が遠くなる。
「乱飲、混沌」期
→ 「じゃあピノって何よ」って
本とか読み始めて。
同じ銘柄でも産地や収穫年によって味が違うこと、
新世界、旧世界というものの存在や
暖かな土地では渋みが取れて陽気になる、みたいなことを
(本の上で)知る。
でも、家飲みでは2〜3日に1本を開けるのが精一杯で
同時に飲み比べることができないので
「そもそもピノってどんな味だっけ」
「で、これってピノの中でどんな立ち位置?」と軸がわからなくなり
いったん思い込みを忘れてみよう!といろんな銘柄飲んでみて
はじめて「まじ美味しい」となったのがゲヴィルツトラミネール。
違うメーカーのものや収穫年によって多少違いはあれ
「これ、すごく好きだな」と思える銘柄に出会えました。
「イタリヤ長介」期
→ マンガ「神の雫」を読み始めて
3巻に出てきた「イタリヤ長介」に激しく共感!
陽気、ふくよか、疲れない、
3点揃ったイタリア、スペイン系のワインが
私は好きなんだと気づく。
今ここです。
私は九州生まれで、しょうゆは濃口しょうゆだったし
味噌は甘めの麦味噌。
緑茶もやっぱり、鹿児島の知覧のお茶がいちばん好きです。
甘くてまるくて旨味がすごい。
静岡や京都のお茶は、無駄がなくて
ちょっと物足りなく感じてしまうんですよね^^
自分の南国ルーツがワインの好みにもしっかり反映されてるんだなぁ〜って
しみじみ(このトシで)思ったりしています。
この先、フランスワインの奥深さに
目覚めるときは来るのだろうか??
好きをつきつめていったら
自然とそうなって行くのかな〜、っと
そんな自分が楽しみでもあり
中年と呼ばれるトシになった自分への
新たな挑戦でもあります。
そんな感じのワイン遍歴。
超パーソナルなことをつらつらと書きました
最後までお読みくださった方、ありがとうございます!
(ていうことで、今夜はめずらしく
フライデーナイツを外で飲んで過ごします♡)
Kyoco